お米やパンなど炭水化物を食べていないのに思うように体重が減らないと悩んでいる人もいるはず。
ダイエットする中で食事の量を減らすことは大切です。しかし、いくら食事の量を抜いても痩せないことってありますよね。私も以前は、「食事の量が多い=太る、食事の量=痩せる」と思っていましたが、実はそうではありませんでした。
- そんなにたくさん食べていないのに痩せない。
- 炭水化物を抜くだけでは痩せない?
- 痩せるにはどうしたらいいのだろう?
●この記事はこんな方におすすめ
- 炭水化物制限をしているのに体重が減らない。
- カロリーを意識して食事をしているのに痩せない
- 人より食事の量は少ないのに体重が減らない。
炭水化物を抜いても痩せない人の特徴は次の通り。
●炭水化物を抜いても痩せない人の特徴
食事の量を減らしても痩せない人は、「kcal」を意識しているが「糖質」は意識していないことがあります。
また、食事の量を減らしても直ぐに結果が出る訳ではなく、ある程度の継続が必要です。
食事の量を減らしても痩せないと感じる人は比較的に食べている量が多いこともあります。
やはり食べる量が多いと体重は減りにくい。
世の中にはさまざまな商品があり、「健康」という言葉は魅力的ですが、健康=ダイエットとは少し違うことがあるので注意しないといけない。
このページでは、炭水化物を減らしても体重が減らないとお悩みの方が体重が減るきっかけになるように、分かりやすく解説していきますので、ぜひ、最後まで読んでください。
それでは、さっそく詳しくみていきましょう。
\ダイエットの始め方/
炭水化物を抜いても痩せない人の特徴
炭水化物を抜いても痩せない人の特徴は次の通り。
●炭水化物を抜いても痩せない人の特徴
- kcalを意識しているが糖質を意識していない
- 継続していない
- 数字にとらわれている
- 食べ過ぎている
- 健康にいいという罠にハマている
それぞれ、詳しくみていきましょう。
kcalを意識しているが糖質を意識していない
食事量を減らしても痩せない人の特徴に、kcalを意識しているが糖質を意識していないがあります。
具体的にはお米やパンを制限しているけど芋類は野菜としてガツガツと食べていたり、クッキーやアイスなど少量だとkcalは少ないが、糖質がたっぷりのものを食べているとなかなか脂肪を燃焼しません。
●糖質の多い食べ物
- ちくわ、さつま揚げ
- ケチャップ、ソース
- とうもろこし
- かぼちゃ
- みりん(みりん干し、煮物)
- せんべい
継続していない
ダイエットで体重の変化を感じるには、ある程度の継続が必要。
具体的には、1日に−230kcalを30日継続して1kg(7200kcalを消費)の体重が減ります。
例えば、40代女性・デスクワーク・運動なし(通勤・買い物程度)の場合、基礎代謝は約1160kcal。1160kcalから−230kcalを引くと930kcalとなます。すると、1食あたり約310kcalの設定になります。
1食あたり約310kcalだと食べられる量は結構少ない。しかも、間食もなし。
すると、結構な食事制限をしている感じがして体重が減っている気がします。
しかし、運動などを加えない計画であれば、1食あたり約310kcalを30日継続して1kg減量できる計算になります。
なので、炭水化物を抜いても結果が出るには少し時間がかかります。
数字にとらわれている
突然ですが、あなたが求めるダイエットは、体重計の数字が減ることですか?体型がスッキリする事ですか?
前者の体重計の数字が減ることであれば、水分の調整と体重を計るタイミングで大きな変化を感じられます。
スポーツ選手がする「減量」のように、ある一瞬に体重が減ることを目指す目的のダイエットです。
しかし、体型がスッキリすることが目的であれば、脂肪を燃焼しないといけません。
繰り返しなりますが、上記にあるように、脂肪を燃焼して体重を減らすにはある程度、継続しないと結果は現れません。
数字を意識することは、とても大切ですが、数字に一気一憂せずにコツコツと継続しましょう。
食べ過ぎている
炭水化物を減らしても痩せない人の特徴として、単純に食べ過ぎていることがあります。
理由は次の2つがあります。
- 胃袋が大きくなっている
- タンパク質を意識し過ぎている
それぞれ、詳しくみていきましょう。
理由1:胃袋が大きくなっている
日頃からたくさん食べる習慣があると、胃が大きくなっています。
すると、少量では満足出来ずに、ついつい食べ過ぎていることがあります。
また、胃が大きく膨らむと、空腹時のお腹の空き具合が強くなります。
すると、ついつい食べ過ぎてしまいます。
自分が食べ過ぎているかの確認するには、誰かに食事量を見てもらいましょう。
できれば、遠慮せずに、本音を言ってもらえる人にお願いしましょう。
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理由2:タンパク質を意識し過ぎている
ダイエットしていると、「タンパク質を積極的に摂りましょう」と言われます。
確かに、タンパク質は筋肉の元になるので、摂取することは大切ですが、食べ過ぎたり、運動しなければ脂肪になります。
特に、動物性のタンパク質や動物性のプロテインは、摂りすぎると体重が減りにくくなるので気をつけましょう。
▶︎関連記事:ダイエットでプロテインは必要?
健康にいいという罠にハマている
炭水化物抜いても痩せない人の特徴に、「健康にいい」という罠にハマている場合があります。
しかし、健康=ダイエットとは少し違います。
具体的には、野菜ジュースは健康にいいと言っても、砂糖が入っている野菜ジュースをたくさん飲んでいれば、糖質の摂り過ぎになります。
また、ハチミツは体にいいと言って、たくさん食べているとやはり痩せにくい。
なので、「健康にいい」と言われるものに惑わされず、健康によくてダイエットにも向く食べ物なのかを見極められるようにしていきましょう。
見極められることが、ダイエットになり太らない習慣にもなります。
炭水化物を抜いても痩せない人にやって欲しいこと
炭水化物を抜いても痩せない人やって欲しいことは次の通り。
●炭水化物を抜いても痩せない人にやって欲しいこと
- 炭水化物を食べる
- ウォーキング
- 無理のない目標設定
- 1週間メニューの作成と記録
それぞれ、詳しくみていきましょう。
炭水化物を食べる
食事量を減らしても痩せないのなら、炭水化物を食べましょう。
具体的には、炭水化物を全く食べないよりも少量を食べるようにしましょう。
おすすめは朝ごはん。
朝ごはんに、1〜2口程度(約40g)のお米を食べましょう。朝はエネルギーチャージの時間です。これから、1日動くので食べても燃焼します。2日に1回にする、休日は食べないなど、自分なりにアレンジしてみて下さい。
▶︎関連記事:ダイエット中でも朝ごはんは食べた方が痩せる理由
ウォーキングをする
炭水化物を抜いても痩せないのならウォーキングをしましょう。
炭水化物を抜いても活動量が少ないと、蓄積した脂肪は燃焼されません。人によっては、炭水化物を抜くことは、「体重を今以上に増やさない」、「現状維持」にしかならないこともあります。
なので、ウォーキングで身体を動かして、脂肪を燃焼しましょう。
ウォーキングをする場合は、20分以上から脂肪が燃焼すると言われるので、30〜40分を目安に運動するようにしましょう。
- 炭水化物を抜く=現状維持
- ウォーキング=脂肪燃焼
▶︎関連記事:ウォーキングダイエット成功マニュアル
無理のない目標設定
ダイエットしていると、早く結果が欲しいですよね。しかし、急激な減るダイエットは長続きしないことが多い、もしくは健康を害することもあります。なので、急な変化ばかりも求めずに、じっくりと確実に減らして行きましょう。
脂肪を1kg燃焼するには約7200kcal。
1週間とはの短い期間ではなく、1ヶ月、3ヶ月と中長期の期間で計画を立ててみましょう。
急に体重が減ってリバウンドを繰り返す、ジェットコースターダイエットよりも、ジワジワでも3ヶ月後に確実に減っていダイエットを目指しましょう。
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1週間メニューの作成と記録
自分がどんなものを、どれぐらい食べているのかを、知っているようで知りません。頭で考えいると、都合の良いことを優先して、都合が悪いことは見ないようにします。
まずは、今日から先1週間の食事メニューを、書き出してみましょう。いつ、どんなものを食べるのか?食べたいのか?
慣れないうちは、朝だけや、肉、野菜など単語だけでもOK。とにかく、書き出すことに慣れましょう。書き出せたら、今日から食べたものを写真に残しましょう。
次は、1週間後に、書き出したメモと写真を比べてみましょう。メモを見ながら準備して、食べたのなら、メモと写真は同じはず。
自分一人でしてもいいし、自分に甘い人は、信頼できる人に一緒にしてもらうと良いよね。
炭水化物を抜いても痩せない人におすすめメニュー
炭水化物を抜いても痩せない人のおすすめメニューの一例を紹介します。
ダイエット経験者の私も食べているメニューですので、参考にして頂ければ幸いです。
▶︎関連記事:ダイエッターの献立を紹介(1週間メニュー)
炭水化物を抜いても痩せない人の特徴(まとめ)
今回は、炭水化物を抜いても痩せない人の特徴について解説してきました。
●炭水化物を抜いても痩せない人の特徴
- kcalを意識しているが糖質を意識していない
- 継続していない
- 数字にとらわれている
- 食べ過ぎている
- 健康にいいという罠にハマている
●炭水化物を抜いても痩せない人にやって欲しいこと
- 炭水化物を食べる
- ウォーキング
- 無理のない目標設定
- 1週間メニューの作成と記録